サカイの冷めん
皆さんこんにちは。
11月に入り朝晩キリットした寒さを感じるように
なって来ましたがお元気でしょうか?
今日は良く行く中華屋さんのお話。
色んな飲食店が世の中にはあるけど
店主の考えや方向性がはっきりしているお店は美味しいところが多い気がする。
お店の名前は「みその橋サカイ」
店構えはごくごく普通。
どこにでもありそうな中華屋さん。
どこが店主の方向性なのかというと
冷めんを一年中やっているってとこ。
普通、冷めんは季節メニュー。
よく見かけますね、この手のやつ。
「おーい、かあちゃんそろそろ冷めん出さなあかんなあ〜」
「そやそや、この前もお客さんにも聞かれたし」
「そやけどどうやったっけ?作り方・・・」
「とうちゃん、毎年同じ事言うてるやん、去年のメモどこやったん?」
てな会話が夏前に全国の中華屋さんで繰り広げられている事は想像に難くない。
しかし、サカイではこんな会話はあり得ない。
断言出来る理由はただ一つ。
店のコンセプトが極めてはっきりしているから。
お店の壁に堂々たる自己主張 !
これをしっかりと読んで頂きたい。
なんなら音読して欲しい。
みんなで声をそろえてご唱和いただきたいくらいである。
「やっぱり冬でも冷めん」
はいもう一度、
ちょっとくどいか・・・
しかしこれが店からの客へのメッセージ!
「お前ら冷めんは夏だけやと思ってへん?」
「冷やし中華はじめました、ってメニュー見て急に
食べたくなったりしてるんとちゃうやろな?」
「てか、そもそもな冷やし中華って言い方がおかしいもんな、正しくは冷めんやし!」
「兄ちゃん、よう覚えといてや」
誤解の無いように言っておくが
これはサカイのお店の方が発した言葉ではありませぬ。
あくまで私がこんな風に言って欲しいという願望である。
ほんで今日頼んだのは「天津飯」
いやいやこれも美味いねんって!
冷めんちゃうんかい!!