カズが好き
エッセイ
昔からカズが好きだ。
私くらいの世代でサッカーを少しかじっていた人なら間違いなく好きだと断言する。
そう、間違いなくみんな好きですよね?
ところでどこが好きなんだろう?
それはとにもかくにもカッコいいから。
個人的な見解だけど・・・。そう思う。
同世代としてある種の憧れであると言い切りたい。
恥ずかしげもなくかなり褒めている。
何かの間違いでカズがこのブログを見る事があるかもしれない。
その時のために更に褒め続ける。
「こういう人間になりたい」と思ったら「そういう人間のマネをすればいい」と言う。
でも私にはあの華のあるプレーも
艶っぽいカズダンスも
ど派手なタキシードを着こなすセンスも
53歳になってもトレーニングをするストイックさも全てない。
ないものばっかりである。
有るとすればそれに気づいている冷静な私の思考回路
全然うれしくない感じ
「自分たちのサッカーの日本代表としての誇りと魂は向こうに置いてきた」
日本帰国時のカズの言葉
それはワールドカップを戦った男の言葉ではなく
最終メンバーから落選した男の言葉。
ほんまもんになりたい!