ホーム > blog > 京都情報

京都情報

rss

件数:2

気が付けば季節は夏。

 

長い間ブログを更新しなっかのには訳がある。

 

この場でその理由を語るのが本当に良いのか今も少々悩んでいる。

 

何故ならそれはとても個人的な理由に他ならず

 

他人様に伝える事ではそもそも無いのだから・・・

 

てな、書き方をすると単なる不精が正当化出来そうで

 

なおかつ文学の薫りがしそうじゃないか!

 

 

 

 

話は変わる。がらりと変わる。

 

京都では祇園祭りの宵山を目安として梅雨明けとなる。

 

宵山に遊びに来た浴衣のカップルをあざ笑うかのように

 

梅雨明け前の一仕事の如く土砂降りとなる。

 

はは〜ん ざまぁみろ

 

ところが今年は6月に梅雨が明けてしまったので残念

 

いやいや若者にとってはとても楽しい宵山であろうと思う。

 

縁が有って10年前から宵山の清掃活動をしている。

 

以前はゴミ、空き缶、ペットボトルを回収して夜中にリサイクル業者に持ち込み

 

その収益を車椅子にして寄付するという中々の活動であった。

 

京都市がごみゼロ大作戦を展開するようになり

 

我々の活動も若干方向転換をしているのだがその結果として

 

清掃活動の後、居酒屋に場所を移すという事が可能になった!!

 

今年は清掃活動より魚民での活動時間の方が長くなってしまった。

 

これはあくまで私の場合ですが・・・

 

 

祇園祭自体が中止になった一昨年

 

鉾は建ったが屋台がでなかった昨年。

 

そしていきなり大復活の今年。

 

賛否両論あろうがやはり屋台の有る祇園祭の方が好きである。

 

静かな祇園祭が好きな方は一

週間後の後祭りへどうぞ。

大人な祇園祭のはずだから。

 

 

皆さんこんにちは。

11月に入り朝晩キリットした寒さを感じるように

なって来ましたがお元気でしょうか?

今日は良く行く中華屋さんのお話。

色んな飲食店が世の中にはあるけど

店主の考えや方向性がはっきりしているお店は美味しいところが多い気がする。

 

 

 

 

お店の名前は「みその橋サカイ」

 

店構えはごくごく普通。 

どこにでもありそうな中華屋さん。

どこが店主の方向性なのかというと

冷めんを一年中やっているってとこ。

 

普通、冷めんは季節メニュー。

 

 

 

 

 よく見かけますね、この手のやつ。

 

 「おーい、かあちゃんそろそろ冷めん出さなあかんなあ〜」

「そやそや、この前もお客さんにも聞かれたし」

「そやけどどうやったっけ?作り方・・・

「とうちゃん、毎年同じ事言うてるやん、去年のメモどこやったん?」

 

てな会話が夏前に全国の中華屋さんで繰り広げられている事は想像に難くない。

 

しかし、サカイではこんな会話はあり得ない。

 

断言出来る理由はただ一つ。

店のコンセプトが極めてはっきりしているから。

 

 

 

 

お店の壁に堂々たる自己主張 !

 

これをしっかりと読んで頂きたい。

 

なんなら音読して欲しい。

 

みんなで声をそろえてご唱和いただきたいくらいである。

 

「やっぱり冬でも冷めん」

 

はいもう一度、

 

ちょっとくどいか・・・

 

しかしこれが店からの客へのメッセージ!

 

「お前ら冷めんは夏だけやと思ってへん?」

 

「冷やし中華はじめました、ってメニュー見て急に

食べたくなったりしてるんとちゃうやろな?」

 

「てか、そもそもな冷やし中華って言い方がおかしいもんな、正しくは冷めんやし!」

 

「兄ちゃん、よう覚えといてや」

 

誤解の無いように言っておくが

これはサカイのお店の方が発した言葉ではありませぬ。

あくまで私がこんな風に言って欲しいという願望である。

 

ほんで今日頼んだのは「天津飯」

 

いやいやこれも美味いねんって!

 

 

冷めんちゃうんかい!!