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今回は株式会社壬生電機製作所の銅バーのご紹介です

《銅バー配線の特徴》

◎そもそも銅バーとは?

銅バーとは配電盤や制御盤に設置し、電源を各部に接続・分岐したり、アースを取る導体の総称をさします。

英語表記の"bus bar"から日本ではバスバー、ブスバーとも呼ばれることがあります。

現在では電気抵抗の少なさから主に配電盤・分電盤などで大きな電流を分岐することに多く使用されています。

では大きな電流流すことが多い銅バーを配線に使用する理由は何なのでしょうか?

 

◎メリット

1.配線加工の簡略化 電線での配線作業は電線長の計測・被膜向き・圧着端子の取付などの

 多くの作業が必要となります。

 銅バー配線ではビス及びナットでの取付のみとなるため、施工が容易になります。

 特に複数への分岐が必要な場合に効果的です。

2.誤配線の防止 銅バー配線では設計段階で形を決定し、穴加工を行います。

 そのため取付位置が確定し、不慣れな作業者の方でも配線ミスが起こりません。

3.形状が自由 銅バーは比較的自由に形・中継穴数を変更することが可能です。

 そのため既存の設計構想にとらわれず自由な設計が可能となります。

4.省スペース 太い電線をまげて使用する場合はどうしても広いスペースを必要とします。

 銅バーを使用することにより、狭い位置にも取付が可能となり、盤自体の省スペース化が可能となります。

 

◎デメリット

1.単価の上昇 部品コストのみで見ると銅バー配線は電線・コネクタなどでの配線より価格が高くなります。

 導入の際には人件費や作業効率なども考慮する必要があります。

2.転用が難しい 銅バーは基本的にはオーダーメイドでの製作となります。

 そのため設計ミスなどがあった場合、転用ができず再制作が必要となります。

 その際には再手配分の費用と納期が必要となります。

3.納期の長期化 電線は多くの商社様で在庫されているため、早くて即日に納品が可能かと思われます。

 銅バーは基本オーダーメイドのため、点数に加工よっては納期に2〜3週間以上かかります。

 

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